/ 2020-32 [会社概要]

ポーゲンポールがAvoriTech(アボリテック)で新境地を開拓

細部までパーフェクトなディテールを体現する側板厚8mmを実現した最新の引き出しシステム

ポーゲンポール社(Poggenpohl Möbelwerke GmbH | 所在地:ヘルフォルト)は2020年のキッチンマイルで、スリムな側板厚8mmの最新の引き出しシステム「AvoriTech(アボリテック)」を発表しました。この革新的な新製品は、家具金物メーカーのヘティヒ社との共同開発の賜物です。この最新システムは、ポーゲンポール社の既存の引き出しシステムに代わる製品となります。非の打ち所のない極めて高い品質を誇るスリムで優美なデザインを叶えることで、ポーゲンポール社は業界において常にインスピレーションの発信元であり続け、また、高級キッチンメーカーとしての名声を維持し続けるでしょう。

「引き算の美学」が反映された無駄のないシンプルなデザイン&一切妥協のないすっきりとしたライン:デザインと実用的な機能の両方の観点から、厚さ8mmの引き出し側板を新たなレベルへと引き上げるAvoriTech(アボリテック)。写真提供:ヘティヒ社

何十年にもわたって高級キッチン事業の分野で基準を打ち立てているメーカーであるポーゲンポール社は、2007年に側板厚8mmの側板を開発して以降、数量限定製品として販売しています。ポーゲンポールのマネージングディレクター、ラルフ・マローン(Ralf Marohn)は次のようにコメントしています。「当社の新しいAvoriTech(アボリテック)システムは、既存製品の単なる改良版ではありません。当社はヘティヒ社と共に、実用的な機能とデザイン的な魅力の両方の観点から、ポーゲンポール独自の側板厚8mmの引き出しを支える設計原理を一新しました。そのことにより、側板厚8mmの引き出しを支える製品技術をワンランク上のレベルへと引き上げています。AvoriTech(アボリテック)のおかげで、当社は自社独自の設計を忠実に守りつつ、当社が自負している世界中の高級キッチン業界をリードする企業としての立場を明確に示すことができています」

引き算の美学
新しいAvoriTech(アボリテック)システムには、引き算の美学が反映されています。品のあるシルエットと無駄のないシンプルなデザインの引き出しは瞬時に見る者を魅了します。艶なし仕上げの上質なアルミニウム、わずか8mmの厚さ、ぴったり90度のエッジ角度 ― このすべてを兼ね備えた引き出し側板および背板は、太刀打ちできないほど圧倒的な魅力を放ちます。細部まで抜かりないクラフトマンシップにより、AvoriTech(アボリテック)は唯一無二のデザインに仕上がっています。

秘められた価値
AvoriTech(アボリテック)引き出しは、実用性に直結する細部までこだわって作り込まれた驚くほど高い品質を誇ります。調整用の部品は、さりげないデザインのカバーキャップの裏側に見事に隠されています。側板と背板の素材・色を完璧に一体化することが出来ます。表面とほぼ同じ高さのカバーキャップは、引き出しデザインの中に見事に隠されています。簡単に取り付け、取り外しができるため、引き出しを取り付けた後も、調整機構にアクセスしやすく、前面パネルを縦方向と横方向の両方に正確に調整できます。また、背面の後ろに備えられているアオリ(扉傾き)調整にも簡単にアクセスできます。上下に配置されている2つの前面アダプターにより、AvoriTech(アボリテック)の前面の極めて高い安定性が確保されています。

革新的なレールの動作原理:驚異的な安定性を発揮
スチール製ケーブルのシンクロ機構により、AvoriTech(アボリテック)引き出しレールの圧倒的な性能が保証されています。さらに耐用年数が長く頑丈なこのシステムは、かなり重さのある引き出しでも横方向の安定性を最大限に引き上げ、沈み込みを最低限に抑えます。このメリットにより、完璧な目地代調整とすっきりとしたシルエットが叶うため、AvoriTech(アボリテック)は高級家具の中でもハンドルがなく表面積の広いフロントデザインのキッチン家具に理想的な選択肢となります。さらに、AvoriTech(アボリテック)を使用すれば、底板に溝を設ける必要がありません。このメリットは、ポーゲンポール社の引き出しの製品寿命の延長に役立ちます。パーチクルボードの表面をカットする必要がないため、膨張のリスクが最低限に抑えられ、湿気に対するシステム全体の保護が強化されます。

ポーゲンポール社は、革新的な引き出しシステムAvoriTech(アボリテック)をヘルフォルトで開催される世界最大規模のキッチン家具見本市キッチンマイルで初お披露目し、2021年春より販売を開始する予定です。