/ 2021-19 [引出しレール]

ヘティヒ社、2021年iFデザイン賞をダブル受賞

引き出しシステムAvoriTech(アボリテック)と

食洗機専用引き出しレールQuadro(クアドロ)が 2021年iFデザイン賞に選出されました

 

2021年iFデザイン賞を受賞したヘティヒ社のAvoriTech(アボリテック):さりげなく優美なデザインと革新的な引き出し技術を兼ね備えた、側板厚わずか8mmの引き出しシステムです。 写真提供:ヘティヒ社

今年、ヘティヒ社が誇る新製品が他のどの製品よりも名誉あるiFデザイン賞の審査員を魅了し、「キッチン」部門でスリムな引き出しシステムAvoriTech(アボリテック)と食洗機専用引き出しレールQuadro(クアドロ)が見事iFデザイン賞を受賞しました。

AvoriTech(アボリテック):圧倒的品質を誇るスリムなデザイン
モダンでラグジュアリーなキッチンに欠かせないもの―それは無駄を削ぎ落したミニマルな美しさ、上質な素材、そして細部まで抜かりない仕上げと機能面での品質です。厚さわずか8mmの側板および背板が魅力の引き出しシステムAvoriTech(アボリテック)は、高級キッチン家具の目利きバイヤーの細かなニーズに的確に応えます。重要なのは引き算の美学です。AvoriTech(アボリテック)はまさに、さりげなく優美なデザインと革新的な引き出し技術を兼ね備えたシステムです。また独自の設計原理を採用しているため、デザインのカスタマイズが簡単で、お客様が選んだ素材を使える点も魅力です。定評のある高級キッチン家具メーカー、ポーゲンポール社は、上品なアルマイト加工を施したアルミニウムを選択されました。引き出しレールActro YOU(アクトロ ユー)には、保護されたスチールケーブルを使用しています。このケーブルのシンクロシステムにより、レールが同一速度で動き、スムーズなレール動作が叶います。これにより、かなり重さのある引き出し(最大70kg)でも、非常に優れた横方向の安定性が得られ、沈み込みが最低限に抑えられます。このメリットにより、ハンドルがなく表面積の広いフロントデザインを採用したAvoriTech(アボリテック)の目地代はズレなくぴったり調整でき、美しいシルエットが叶います。さらにスリムな側板には、引き出しを縦方向と横方向の両方に調整できる実用的な技術が見事に一体化されています。前面パネルの調整機構は引き出しデザインの中に見事に隠されたカバーの裏側から簡単にアクセスできます。この引き出しシステムに秘められた特筆すべき点は、側板が驚くほどスリムであるにも関わらず、引き出し全体の傾斜を調整する必要がない点です。前面パネルのみを調整するだけで、引き出しの傾斜をキャビネット本体に合わせることができます。このメリットにより、引き出しの前面を速やかかつ精確に調整できます。

Quadro(クアドロ):食洗機のラックの使いやすさを改善する引き出しレール
引き出しレールシステムQuadro(クアドロ)を食洗機に取り入れることで、ヘティヒ社は家具でおなじみの実用性を白物家電にも応用しました。常に湿度の高い食洗機内の環境に合わせ特別設計された、食洗機専用の引き出しレールQuadro(クアドロ)は、生まれたばかりのソリューションではありますが、そんなことは露ほども感じさせない圧倒的性能と耐久性を発揮します。このレールにより驚くほどスムーズにラックを出し入れできます。制御された直線動作は、衝撃や振動に弱いお皿やグラスに特に適しています。また、オプションでサイレントシステム(ソフトクローズ)を追加すれば、ラックがやさしく静かに元の位置に戻ります。また、オーバーエクステンションレールを備えているため、食器を出し入れする際、ラックの一番奥まで簡単にアクセスできます。このメリットにより、幅が狭いスペースにも収まるQuadro(クアドロ)のコンパクトでスリムなデザインをキープしつつ、食洗機庫内に十分な容量を確保できます。さらに毎日使う食洗機に必要な衛生面のメリットももたらします。Quadro(クアドロ)レールにはオープン構造が採用されているため、残った汚れが簡単に洗い流され、ラック内にこびりつくことがありません。
定評のある高級家電メーカーV-Zug社はすでに自社のOptiLift搭載食洗機の製品ラインAdoraの一番上のラックにQuadro(クアドロ)を導入し、大成功を収めています。
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